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再び500円玉を握りしめ、やって来ました下赤塚。毎度おなじみ?ワンコインランチ探しミッション・インポッシブルでごさいます(余談ですが、昨今はTVシリーズのスパイ大作戦を知らない人が多くてとても残念です)。
さて今回は、匿名の情報が入りましてスタコラやってきた次第。情報によれば下赤塚駅北口徒歩1分の処に、すごい店があるとのこと。 それで、え〜っと、ありました、ありました。サンクスの上にドーンと真っ赤なでかい看板。中国家庭料理・金満源と書いてあります。その下には北京ダックとフカヒレ姿煮の写真。中国の家庭はとってもリッチなんだなぁ〜・・・と、子どもたちが信じてしまったらどうしまょう。
サンクスのヨコにはランチの見本が置いてあり、情報通り値段は500円ポッキリ。今回のミッションはラクだわい。店は通りに面したサンクスの2階のようだが、入り口が見あたらない。路地をちょっと入った処が入り口のようだ。建物の壁面には掲示板があり多数の日焼けした写真入りメニューが貼ってある。中国風メニューなので読む気にはならない。たぶんこれを見ると店には入りづらくなるだろう。読みづらいし、一見しただけでは高いのか安いのか判断がつかないからだ。無視して入り口に急ぐ。入り口は狭いがあまりにも中国料理店らしいデザイン。こういうのは、好きだなぁ〜。残念なのはチョー急な階段。建物の設計自体がまるでなってない。手すりを使わずにはけっして上がれない階段を行くと、途中で「いらっしゃいませ」という声が流れる。し、しまった、センサーに引っかかってしまった。私としたことが進入したことが相手にばれてしまった。しかしイーサー今回は問題はないだろう・・・(当たり前だ)。
2階に上がると、ちょっと薄暗い店内。テーブルが4卓と座敷が2つ。ラクに40人は入れる。前の店は居酒屋かなんかだったのだろうか?お客は5人。二人組が二組と男性客。その男性客に向かって「山」とつぶやくと「川」と返ってきた。情報提供者のH氏(仮名)である。氏とは初対面だが、ここで待ち合わせていたのだった。
氏は既にニラレバセットを注文したそうである。私は、鶏肉とピーマン、筍炒めを注文する。今週のサービス品はあと一品肉入りキクラゲの卵炒めも張り紙してあったが、かなり前からずっと替わっていないそうである。入り口の手書き看板では麻婆豆腐や麻婆ナスのセットも500円だったと思う。店内にも大量の写真入り手書きのメニューが貼ってあるが、これまた分かりにくい。せめて前菜とか肉料理とか魚介料理ぐらいには分類して貼って欲しい(慣れると分類されているようにも見えるが)。この立地の店でホントにこれだけのメニューが作れる食材が揃っているのだろうかと疑いたくなる。
情報提供者のH氏はこの近くの会社に勤めていて、安いので週に2〜3日は昼、夜をここで食しているとのことだった。なじみ客らしく店長が話しかけてきた。友だちが出来てよかったねぇ〜。・・・店長は最新のFOMAを買ったと自慢げに話をしていたが、氏は何故半年我慢できないのか・・・と言っていた。私も同感である。微笑みながら、何故1年我慢できないのかと、心の中で呟いた。店長によると、昨晩はとても忙しかったらしい。お昼の様子からすると、そんなに混むとは信じられないが、団体が入った訳でもなく混んだということだった。
そうこうするうちに、氏が注文したニラレバが出てきたので、早速撮影させてもらう。カシャ(シャッター音)。間もなく私の注文した鶏肉とピーマンと筍炒めのセットも(こちらはスープも同時に)でてくる。一品料理、スープ、ご飯、サラダ、漬け物・・・これでホントに500円??・・・と小声でH氏に確認してしまった。
氏の話や店のパンフレットから推測すると、「金満源」の本店は池袋東口ブランズウィックボーリング場のあるビルに入っている台湾広東料理店「大福来」で、1,000円・時間制限無し・なんとアワビの醤油煮込みや点心、フルーツ、ウーロン茶まである食べ放題ランチバイキングが、TVや雑誌に多数取り上げられているだそうだ(今度行ってみょっと)。「金満源」のような支店が全国にいくつかあるらしい。
なるほど。安いのは本店の方針で、材料も大量に安く仕入れて、それをこの店も使える訳である。しかも、40人がラクに入れる店なのに従業員は店長とコックの2人だけである。人件費も押さえている。ちなみに赤塚新町の人気店・芝蘭は、厨房だけでも3人はいたような気がする。
味の方は、薄味で可もなく不可もなくといった感じ。私の注文した方は食材の切り方が少し小さく、ちょっとオイリーなのが気になった。氏によれば、どの料理も薄味で食べやすいとのことであった。麻婆も四川風の辛口ではなく、甘口?といった感じらしい。
さて、食事も間もなく終わろうかという時に、デザートが出てきた。えっ?これも付いてるの??杏仁豆腐である。しかもちゃんと杏仁の味がするじゃないか。これにフルーツでも添えて、ちゃんとした器に盛れば、手作り杏仁豆腐と言って人気の取れるメニューになりそうだ。デザートは日によって替わるとのことであった。
氏の昼休みの時間も終わりに近づき、レジで500円玉を払い、再会を誓って別れたのだが、実は支払いの時にも驚くことがあった。ランチサービス券があるのだ。7個スタンプを押してもらうと、ランチが1回分タダになる。つまり500円ランチを8回食せば、1回あたり437円50銭となる計算だ。普通に考えれば採算が合うはずがない。ディナータイムの宣伝なのか・・・?とにもかくにも、今回も驚きのうちにミッションは終了した。
・・・と思っただろうが、どっこいまだ終わらない。後日、チャーハンを食べに行ったのであった。なにごとにも慎重な性格の私は(疑り深いだけや)、中華料理店の場合、チャーハンを食して評価する(貧乏なだけや)。私が五目チャーハン680円を注文し、タバコに火を付けた時、偶然にもH氏が来店してきた。彼は笑いながら「山」と言い、私は席を薦めながら「川」と答えた。別に待ち合わせた訳では無いのだが・・・。氏は、3日ぶりに来たと言っていた。昨晩来た時は団体客が入っていて、オーダーの束を見せつけられながら時間がかかるよと言われ、結局食べないで出てきたそうだ。氏も私と同じ五目チャーハンをオーダーした。店長は急いでコックに伝える。まだ料理に取りかかっていなかったので、二人分を同時に作れる・・・。さて出てきた五目チャーハン。味は薄味で炒め方も多少浅め。いわゆる町の中華屋さんが多少濃いめの味付けでこうばしく炒めるのとは違う。まあ味はともかく、ごはんがべちゃついていて美味くない(私には)。この店はたぶんチャーハンはあまり出ないメニューなのだろう。米の炊き方がチャーハン用ではないのだ。う〜ん、この店の評価は難しいなぁ。中国家庭料理(レベル)というのであれば、看板に偽り無しということか?現在は、立地や味の切れの点で今ひとつパッとしないが、1年後地域一番店になれる下地だってなくはない(可能性は低いが)。掲載しないのは惜しい気もするので、もっと頑張ってランチのお客がいっぱい入って欲しいんだけどなぁ〜という希望を込めて掲載することにした。
7月31日(月)H氏よりURGENCY MAILが入った。
それによると、7月31日より金満源の営業時間が変更になり、ランチタイムの営業はは無くなったそうである。
結局、今回のミッションは失敗に終わった・・・。
9月7日(木)H氏よりURGENCY MAILが入り、
金満源は閉店したようです・・・とのこと。
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